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飲食店経営の資金繰り

スマホでカード決済のSquare (スクエア)を会計レジに導入してみる?

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最近話題のスマホ決済。

現金商売である飲食店に導入することのにはどんな効果があるのでしょうか?

筆者は飲食店を4年ほど経営しており、実際にカード決済を導入していますが、あまり使っていないというのが実情です。

その理由は手数料と、資金ギャップです。

しかし、スマホでカード決済ができるSquareであれば、これまでのカード決済のデメリットを解消できる可能性があります。

さらに、Squareなら決済手段として使用する以上の効果を期待することもできます。

この記事では、スマホでカード決済ができるSquareの特徴や、飲食店に導入した場合のメリットなどを解説していきたいと思います。

Squareの特徴と従来のカード決済と比較したメリット

「スマホで決済」と言っても、Squareはお客様のスマホを使う訳ではありません。

店舗のスマホやタブレット端末にICカードリーダーをイヤホンジャックに差して、お客様のクレジットカードを読み取ることでカード決済ができるというものです。

また、アカウントを取得するだけでオンライン決済も行うことができますし、カード番号を直接入力して決済をすることも可能です。

Squareが従来のカード決済方法と異なる点や特徴はどのようなポイントなのでしょうか?

初期費用が安い(キャンペーン中は無料!)

Squareはオンライン決済だけの場合には、初期費用は全くかかりません。

しかし、飲食店の場合にはカード決済を導入しなければなりませんが、この場合にはSquareから専用ICカードリーダーを購入する必要があります。

SquareのICカードリーダーは4,980円です。

本来、この4,980円が初期費用ということになりますが、2018年9月4日〜 2018年10月31日はキャンペーンを行っており、以下の条件を満たした人は、実質この代金が無料となっています。

①対象期間内にSquareに新規アカウント登録する
②対象期間内にSquare公式オンラインショップでICカード対応Square Readerを通常販売価格(4980円)で購入する
③対象期間にSquareに新規アカウント登録した時点から14日以内に審査に通過し、実際にSquareリーダーを使ってサービス利用を開始すること
④キャッシュバック申請を完了する

要するに、上記対象期間内にアカウントを作成し、端末を購入し、14日以内にカード決済を利用して申請すれば、端末購入価格がキャッシュバックされます。

初期費用が何かとかかるカード決済ですが、完全無料で導入することもできます。

また、キャンペーン期間でなくても初期費用はたったの4,980円ですので非常に安いことは間違いありません。

翌日入金にも対応

Squareは翌日入金にも対応しています。

クレジットカード決済を飲食店が導入する一番のネックは資金ギャップ(売上の発生から入金までに時間差が生じること)があることです。

しかし、翌日入金であれば、レジのお金を翌日銀行に入金に行くことと口座への入金のタイミングは同じですので資金ギャップは発生しません。

むしろ銀行に入金に行く時間を節約できるというメリットがあるとも言えるかもしれません。

Squareで翌日入金を受けるためには三井住友銀行がみずほ銀行の口座を受け取り口座とする必要があります。

その他の銀行では毎週金曜に入金となります。

私の店舗で導入しているクレジットカード決済では10日毎の入金ですので、Squareの最大1週間の資金ギャップというのはかなり早いと思います。

手数料が安い

Squareは手数料が決済代行会社でカード決済を行うよりも低いのも大きな魅力です。

VISA、Master、アメックス、ダイナース、ディスカバーは3.24%、JCBは3.95%で利用することができます。

決済代行会社のクレカの手数料が4%〜7%程度と言われていますので、手数料は非常に低いと言えるでしょう。

事業規模や販売実績で手数料が異なる決済代行会社も存在しますが、Squareはどのような事業者も一律上記の手数料で利用することができます。

固定費は無料

Squareは固定費は全く必要ありません。

クレカ決済を利用しないのであれば特に費用は発生しませんので、「使うかどうか分からないけど、一応導入しておきたい」という人でも、使わないのであればお金は一切発生しないため、特にデメリットはありません。

特に実質無料でICカードリーダーを購入することができる今は「とりあえず導入する派」にはチャンスと言えるでしょう。

決済機能以外も充実

Squareは決済機能だけでなく、POSレジ、請求書の印刷、オンラインショップとの連携、ブラウザでの決済等充実しています。

決済代行会社でクレカ決済を導入した場合には「クレジットカードが利用できる」という機能しかありませんので、この点はSquareの方が明らかに分があります。

導入期間が圧倒的に短い

Squareは最短当日に審査が完了して利用することができます。

端末での決済は端末が届くまで利用することはできませんが、オンライン決済は当日でも利用可能です。

ブラウザにカード番号を手入力で入力することでも決済可能ですので、急なイベントの直前などでもカード決済への対応が間に合う可能性があります。

・通販にも対応可能
先ほど述べたように、Square はオンラインストアとも連携しています。

Weebly、Wixなどでオンラインストアを解説すれば、Squareのアカウントを使用して自社サイトで決済ができるようになります。

 

現金決済との違い

筆者の店舗もそうですが、飲食店は現金決済が基本というところがほとんどです。

Square導入と現金決済の違いはどのような点にあるのでしょうか?

現金管理の手間が減る

飲食店経営において現金管理は面倒ですが、クレカでの決済が増えれば現金での売上が少なくなります。

これによって、現金と帳簿の照合などの管理の手間を圧倒的に削減することができます。

レジの時短

私は飲食店を経営していて、忙しいときには「食券を導入したいなぁ」という気持ちになります。

レジにかかる時間を忙しい時には節約したいからです。

お客様が小銭を財布の中から探す時間を待っているのが忙しい時にはもったいないのです。

クレカ決済であれば、このような時間を節約することができるため、レジの時短に繋がり、従業員の業務効率化に繋がります。

野外イベントにも持参可能

Square独特のメリットですが、SquareはICカードリーダーをスマホやタブレットのイヤホンジャックに差すだけで利用可能ですので、場所を選びません。

私はこれが大きなメリットだと思います。

通常、クレジットカード端末は店舗の固定電話回線と直結しているため、持ち出し不可能ですので、野外イベントの際などは現金決済しか不可能です。

しかし、Squareであればスマホとカードリーダーさえあればどこでもクレカ決済ができるため、野外イベントでもクレカ決済に対応することができます。

また、機械は大きいためレジ周りのレイアウトも端末によって限られてしまいます。

Squareは持ち出し可能でコンパクトですので、場所を選ばず利用することができ、場所を取らないという点がメリットだと思います。

 

デメリットは手数料だけ

カード決済導入のデメリットは手数料だけです。

現金販売価格よりも手数料分だけ控除されてしまいますので利益は減少します。

ただ、顧客側のカード利用を認めるか認めないか店舗側の裁量ですので、「会計10,000円以下の場合には現金での支払いのみとなります」などの条件をつけてもよいのではないでしょうか?

 

飲食店にカード決済導入のメリット

飲食店にカード決済を導入することによって、どのような効果が期待できるのでしょう?

効果は店舗によって様々かと思いますが、一般的には以下のような効果を期待することができます。

外国人観光客の流入

私も店舗を経営しており、外国人観光客のクレジットカード利用のニーズはかなり大きいと感じています。

10組に1組くらいが「カードは使えるか?」と聞いてきます。

このため、カード決済導入によって外国人観光客の流入を期待できるかもしれません。

事務コストを削減できる

先ほども述べたように、レジの時短、現金管理の負担軽減というのはクレカ導入の大きなメリットです。

手数料は必要になるものの、コスト削減効果が手数料よりも大きいのであれば積極的に導入すべきかもしれません。

POSレジの効果は大きい

POSレジとは、販売情報や在庫の状況や売上の推移などを管理するシステムを搭載したレジのことです。

売上の記録や、在庫の管理まで行ってくれますので、経営分析に活用することも可能です。

さらにSquareのPOSレジは月額400円/1人で従業員の出退勤管理まで行うことができます。

また、顧客ごとの販売実績なども管理することができるため、売上や経費や在庫の管理だけではなく、通販を行っている飲食店は顧客管理までできることも魅力です。

飲食店というのは、基本的に顧客を待っている業種で、顧客の顔は覚えていても、顧客の氏名や住所までは知らないことがほとんどですので、既存顧客に営業ができないのが大きなデメリットだと私は思います。

そのため、このデメリットを補うために私の店舗は通販に力を入れていますが、顧客の管理は残念ながら厳格に行うことができていません。

私のような顧客管理がずさんな店舗でもSquareのPOSレジであれば顧客ごとの適切なアプローチができるのではないでしょうか?

 

まとめ

Squareはこれまでのクレジットカード決済の難点だった、初期費用がかかる、導入までに時間がかかる、手数料が高い、資金ギャップが発生するという問題点の多くを解決しています。

現金商売である飲食店が導入したとしても、これまでの現金商売のメリットを大きく損なうことなくカード決済を導入することができます。

手数料は従来のカード決済よりも安いですが、それでも現金と比較すればコストになることは間違いありません。

とは言え、Square導入によって現金管理のコスト削減や、レジの時短や、屋外イベントへのカード決済などのメリットを得ることができますので、手数料コストと比較してもメリットの方が大きいと言えるかもしれません。

いずれにせよ、Squareは従来のクレカ決済と比較して圧倒的にメリットがありますし、他のスマホ決済方法と比較してもメリットはあります。

飲食店でクレカ決済導入を検討している店舗にとって、初期費用と固定費が無料のSquareは有力な選択肢の1つでしょう。

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