自営業者が公的融資を活用するメリット・デメリット | 運転資金 借入 自営業


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自営業者が公的融資を活用するメリット・デメリット

公的融資制度は「政府系金融機関の融資」と「地方自治体の融資」の二つがあります。地元の金融機関が窓口になり、かなり有利な利率で融資を受けられるのがメリットです。それぞれの規定に定められた基準をクリアした企業がその制度における限度額の枠内で融資を受けられます。

やはり事業規模が小さい自営業にとって、融資の利率が低いというのはとても安心できる事なので、出来るだけこういった制度を利用したいものです。

ただ、公的融資を受けるには審査を受ける必要があり、それぞれの制度に定める審査書類を堤出しなければいけません。

事業を始めたばかりの自営業の方ですと、その書類を作成するのもかなりの手間と時間を要します。書類は
最新3期分の決算書・税務申告書及び納税証明書、最近の試算表、担保の内容がわかる資料、その他設備投資のための資金である場合には、その見積書などの内容がわかる資料などが必要です。通常は保証人や担保なども必要ですし、不要な場合もその条件を満たしている必要があります。

このように、公的融資を実行されるためには、その審査の手続きはとても負担が大きいと実感されたのでは無いでしょうか?

また公的融資は審査書類を揃えるのが大変であるばかりでなく、審査の基準もかなりの条件を満たしていなければなりません。

まとめますと、公的融資は非常に有利な利率で借りることができるのはメリットですが、その審査の書類を作成するのが非常に手間がかかり、そのうえ審査が厳しいというのがデメリットになります。

ご自分の事業の状況に合わせて、ご利用されるかどうか検討して下さい。